僕の思いで補正がつまった素晴らしい作品

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僕のブログにお越しいただき誠に感謝です。🤗

僕はこれから少しづつ自分が触れた作品の事について思い出を語っていきたくこのブログを開設しました。



さて、早速ですが皆さんには幼少期見ていて鮮明な記憶は無いけども、あるいは覚えていたとしても朧気だけど何となく脳裏に深く刻まれている、所謂思い出が強く印象付けられている作品てありませんか?

ある人はポケットモンスターにそれを、ある人はワンピースにそれを、またある人はハウルの動く城にそれを感じている事でしょう。

そう言った作品を見返す時って、過去の記憶が今目の前にある視界の情報や音の情報と呼応して甦り、より多くの事柄を感受出来るから初見で見るより面白いて感じちゃうんですね。
多分これを世間一般では"思い出補正"と言うのですよね。


アイスブレイクが長くなってしまいましたが、私にとって"思い出補正"のある作品、それは爆竜戦隊アバレンジャーです。
当時幼稚園の年長ほどの齢だった僕はアバレッドというアバレ+カラーがつくメンバーのなかでレッドは音を結合されていると言うことに不思議さと面白さを抱いていたこと、ティラノロッドの攻撃がエグかったこと、アバレンオーの電撃ドリルスピンがかっこよかったこと、そしてアバレキラーがめちゃんこ強くてアバレンジャー達が手も足も出ていなかったことを今でも強く記憶しています。

そんなアバレンジャーをつい2週間ほど前に東映特撮ファンクラブで全て視聴し終えました。

いや、自分の過去の思い出の中になにか心をくすぐる要素があってそれが故に例えそこまで作品が面白さが飛び抜けたもので無かろうと凄く美化して写るだとかそのレベルでは無かったです。
はっきり言って今までみた戦隊作品はおろか消化してきた特撮作品、もっと規模を大きくして今まで私が触れてきた数多の作品のなかでも10の指に入るレベルで感動する大変素晴らしい作品でした。
見終わった後涙が暫くのこって2~3日余韻に浸るぐらい良かったですねぇ。😇

アバレンジャーの大まかなストーリーはエボリアンにより侵略を受けそうなアナザーアース(地球)をその魔の手から守るためにその敵組織に侵略され死の星になってしまったダイノアースの生き残りである戦士(アスカ)が戦う力を大きく秘めている三人の戦士を探しそこで集まった伯亜凌駕、三条幸人、樹らんると力を合わせてエボリアンに立ち向かうと言うもの。

このお話の面白い所は、特に本編に重要な話には必ずといっていいほどアスカことアバレブラックの事が絡むので、主人公が実質二人いる状態で進むという点なのですよね。
また、敵の強化をことごとく阻止したり過去の時空に飛ばされて敵方に有利な状況ができたかと思えばそれが原因で自分達が消滅の危機に見舞われるという他の戦隊ではまず見ない変化球の強い展開もアバレンジャーならではの見所ですね。

そして、このアバレンジャー、ギャグがものすごく多く唐突に神様が出てきたり、釣りバカ日誌の浜ちゃんが現実世界でアバレンジャーと会話したり突っ込んでしまえばキリがないというシュールでかつ大胆な笑いを取ってきます。僕はそこが好きでもあります。

このような特徴をもったこの作品の最大の見所は、とにかく見た目の明るい雰囲気からは想像もつかないほど鬱な展開、心が苦しくなる展開が本当に多いのです。特に22話~23話の凌駕にとって試練となるような悲しい出来事、アスカととある人物の長きにわたる因縁は今思い返しても胸が切なくなります。😣

また、アバレンジャーは戦士一人一人に明確な強みがあり、それが戦いや人々との関わり中で遺憾なく発揮されているのでそこが見ていて楽しくなる一つの要素でもあります。
例えば凌駕は絶対に諦めない人を信じる心を貫いており、幸人は表面では悪態をつきながらも人を助ける気持ちは誰よりも持っていて手を尽くして助けるし、らんるちゃんは人の願いを叶えたいという気持ちを誰よりも尊重しそのためになら命だって張ります。
アバレンジャーの三人は最初からこんな心持ちだから明確に強いのです。
弱さや弱味が出てきたとしてそんなものはわざわざ修行や特別な鍛練なんかしなくても自然と克服できるほど人格が大成されています。
こんな彼らが地球を守ってるのですから安心して見ることが出来るのですよね🤗

そして、アスカは最初こそ戦う意思の曲がり具合で弱さが出ていたもののアナザーアースにいる自分が関わった心強き人々の支えがあってすぐ真価を発揮します。その時の強さは三人の強さの比じゃありません、はっきり言ってバカです(褒め言葉)だからこそアスカが力の真価を発揮した時の安心感たるや弁舌に尽くせない程のものなのですよね😊

とこのように長くなりましたが、僕はアバレンジャーの至るところに魅力を感じそこにここがよいあれがよいという魅力を感じています。
次からはアバレンジャーのどこか一点にフォーカスを当てて話を展開しようと思います。



それではここまでご清聴ありがとうございました!
また会う日まで、See you next time.